[長崎俵物]とは?

長崎の俵物の歴史は古く、元禄時代(十七世紀末)にはじまります。
その時代、長崎は外国貿易港として栄え、「俵物(たわらもの)」と呼ばれる海産物の加工品が盛んに輸出されていました。この奥ゆかしい長崎の歴史にちなんで栄えたのが、平成の「長崎俵物」。これまでのこだわりを生かしつつ、「長崎ブランドとして、長崎らしさを生かした製品づくりへのこだわりと厳格な品質管理のもとでつくられた、高い信頼性を有する、他には真似できない水産加工品。」として、まごころをこめてご提供していきます。



ねり製品

塩干品

みりん干・うに加工品・その他



特撰「長崎俵物」

東京都内のホテルで「長崎俵物」大江戸選抜会議が開催されました。
本県の優良水産加工品として認定されている「長崎俵物」の中から、
首都圏の好みに合った商品を選び、
本物の味と質の良さをPRすることを目的に行いました。
大江戸選抜会議には、認定されている九七商品の中から、
五八商品が出品され、まず、一般公募から消費者四六人の味覚審査員で、
冷蔵品十品、冷凍品十品が選ばれました。
その後の本審査では、長崎県出身の著名人である
市川森一氏、草野仁氏、中村孝明氏の他、
十人が審査員となって、特撰「長崎俵物」八商品を選出しました。


[長崎俵物認定基準]とは?

長崎県では、より差別化された商品を「長崎俵物」として選定していくため、「俵物制定委員会」を設置し、「認定基準」づくりを行っております。これは水産加工品の品質や表示及び製造管理に関する事項について、安全で安心な商品づくりを目指して長崎県独自の基準を定めたものであり、日本農林規格(JAS規格)や生協の自主基準等を参考としながら、消費者サイドに立った、より厳格な基準としています。

長崎俵物認定基準で使用を禁止する食品添加物一覧
用 途 名 食品添加物名
保 存 料 ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、安息香酸、安息香酸ナトリウム、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキシン安息香酸イソブチル、パラオキシン安息香酸ブチル、パラオキシン安息香酸イソプロピル、パラオキシン安息香酸エチル、パラオキシン安息香酸プロピル、プロピオン酸
酸化防止剤 BHA , BHT , クエン酸イソプロピル、EDTA2ナトリウム、EDTAカルシウム2ナトリウム
防かび剤 OPP, OPPナトリウム, TBZ
製造用剤 プロピレングリコール、過酸化ベンゾイル、臭素酸カリウム
甘味料 サッカリン、サッカリンナトリウム、アスパルテール
発色剤 亜硝酸ナトリウム、硝酸ナトリウム
強化剤 グルコン酸第一鉄、フェニルアラニン
着色料 食用赤色3号、食用赤色104号
酸味料 アジピン酸
殺菌剤 過酸化水素


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